2016年11月21日月曜日

不動産投資の落とし穴

最近不動産投資の話がよくあります。
うさんくさいところから勧誘の電話がかかってきたり。
ホームページ等を見てみると利回り10パーセントやら15パーセントやらの
数字が踊っていて魅力的に見えますがだまされてはいけません。

記載されている利回りは表面利回りで
ただたんに購入金額と満室時の家賃年収で計算しただけです。

満室時なので当然空室が発生すれば前提が崩れます。
購入には登録免許税やら不動産会社への手数料やら管理会社への管理料やら
修繕積立金やらの費用が発生するのでそういうのを計算した
実質利回りは半分以下になることもよくあることです。

そういう必要経費を組み込むことによって不動産所得を赤字にし
確定申告時の所得税を軽減する方法はありますが
地震リスクや人口減少による不動産所持リスクも含めると
決してうまい話ではないことが想像できます。

不動産は実需(自分で住むとか会社運営に使うとか)に基づくものであれば
メリットはありますが賃貸経営に特化してしまうとどうしても大手企業にくらべ
体力のない個人経営は不利になってしまいます。

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