2016年11月21日月曜日

プラリアとデノタスチュアブルはセットにて

プラリアは6か月に1回注射する骨粗しょう症の薬。

デノスマブは、RANKリガンド(破骨細胞の形成・機能・生存に重要な役割を果たす蛋白質)を
標的とするヒト型モノクローナル抗体である。
RANKを特異的に阻害し、破骨細胞の形成を抑制することで骨吸収を抑制する。
その結果、皮質骨及び海綿骨の骨量を増加させ、骨強度を増強させると考えられている。

プラリア投与中は低カルシウム血症が起きやすいので
デノタスチュアブルを併用することが多い。
デノタスは沈降炭酸カルシウム・コレカルシフェロール・炭酸マグネシウムの合剤。
ビタミンD3であるコレカルシフェロールはカルシウムの吸収を高める。
炭酸マグネシウムはカルシウムの代謝を活性化するらしい。

顎の骨の壊死という重篤な副作用もあるようなので口腔内は
清潔に保ちたいところ。

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