2016年11月21日月曜日

女性化乳房の原因はドパミン遮断薬だけではない

ドグマチールなど抗ドパミン薬によってプロラクチン分泌が活性化することで
女性化乳房につながることがある。
他にも原因があるのようなので列挙する。

��.肝機能の低下
男性にも女性ホルモンがあるが、肝臓で分解・処理される。肝機能が低下すると、女性ホルモンが増える。

��.女性ホルモンに似た働きをする薬物の摂取
一部の薬には女性ホルモンに似た作用がある。例として前立腺疾患治療薬、男性型禿髪症治療薬などが挙げられる。

��.思春期や更年期のホルモンバランスの乱れ
思春期・更年期にはホルモンバランスが乱れることがある。

��.男性ホルモンの過剰投与
いわゆるドーピングにおいて男性ホルモンを過剰投与した場合、男性ホルモンが女性ホルモンに代謝されること(芳香化)があり、このため男性の乳房が女性化する。

��.女性ホルモンの過剰投与
こちらもドーピングにおいて女性ホルモンを過剰投与した場合、乳腺が刺激され胸が発達(ホルモン胸)する。

��.脳腫瘍
脳腫瘍のできる部位によっては、脳下垂体で生成されるホルモンのプロラクチン量が増え、乳房の発達は誘発される。

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