株式は投資の中でもハイリスク・ハイリターンなものです。
インデックスの投資信託などに比べ個別銘柄を選定するとなると
紙切れになるリスクも背負わなければなりません。
最近の若い人には知らない人もいるでしょうが、ライブドアショックというものがありました。
ホリエモンこと堀江氏が率いるライブドアという会社は当時銀行業も視野に入れるなど
拡大の一途をたどっていました。フジテレビの買収や球団買収によって
一躍知名度を高めていました。
そこで私も200株ほど金額にして20万弱を投資していました。
株価は右肩上がりを描いており危険な香りは感じつつも
新興株の一つとして注目していました。
私はまだ若かったこともあり、今よりもマザーズ、ジャスダックといった新興株の
占める比率が高かったです。
そこに起こったのが特捜部による捜査とホリエモンほかの逮捕劇です。
ニューストップ項目で捜査の様子が取り上げられ、
その日を境に数日間連続ストップ安です。
売ろうにも売れずただ下がるのを見ている毎日。
私がライブドア株を持っていることを知っていた会社の同僚や上司からは
からかわれ、損失は大きくなり続け本当に針のむしろでした。
相当な下落のあとに寄った時点でナンピンし、多少損失は取り戻しましたが
ライブドアショックの恐ろしさはライブドア株だけでは収まらないところです。
当時所有していたほぼすべての株において著しい下落が見られたのです。
特に新興株の下げがきつかったです。
ライブドアショックでライブドア株単体では18万くらい損失を出しましたが
それ以外のも含めると70万くらいに登っていました。
もちろん確定申告で譲渡損失を計上しましたがその後3年間で控除しきれるほど
利益は上げられませんでした。
株主生活をはじめて初の連続ストップ安と最大損失を出した事件でしたが
ライブドアショックのおかげで学んだことも多数あります。
長くなりましたので次回は若い人に向けた経験者は語る教訓をお伝えしたいと思います。
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