2016年11月21日月曜日

グレープフルーツと医薬品

よく聞かされる「この薬とグレープフルーツは一緒に取らないでください」ってやつ。
グレープフルーツはなぜダメなのだろうか?

グレープフルーツ、もしくはそのジュースに含まれるフラノクマリンという物質が
肝臓の代謝酵素であるCYP3A4を阻害するため、
医薬品の代謝が遅れて副作用が起こりやすくなるためだ。

ダメな医薬品の主なものはこちら。

カルシウム拮抗薬(高血圧や狭心症等)
・カルブロック(アゼルニジピン)
・アテレック(シルニジピン)
・コニール(ベニジピン塩酸塩)
・アダラート(ニフェジピン)
・ワソラン(ベラパミン塩酸塩) 

不眠症治療薬(寝つきを良くする)
・ハルシオン(トリアゾラム)

免疫抑制剤(免疫反応を抑える)
・ネオーラル(シクロスポリン)
・サンディミュン(シクロスポリン)
・プログラフ(タクロリムス水和物)

高脂血症治療薬(コレステロール値を下げる)
・リピトール(アトルバスタチンカルシウム水和物)
・リポバス(シンバスタチン)

これ以外にもCYP3A4が部分的に代謝を担う医薬品は存在するので
注意が必要だ。レグパラとか。

グレープフルーツの影響は完全に代謝酵素の影響が回復するには数日必要とされているので
医薬品服用中はグレープフルーツの摂取が事実上不可となってしまう。
もっとも個人差も大きいので何ともない人が多いのも事実だ。

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