2016年11月21日月曜日

メトグルコで乳酸アシドーシスやべえ

メトグルコは糖尿病の薬で一般名はメトホルミンという。
乳酸アシドーシスは代謝により増えすぎた乳酸により
血液のPHが酸性になりすぎてしまうこと。
PH7.35以下になるのが目安のようだ。

初期症状としては胃腸障害(吐き気、腹痛など)、筋肉の痙攣、
倦怠感、胸痛。重篤化した場合の死亡率はなんと50パーセントにも及ぶ。

透析患者ではもともと腎機能低下により尿酸や乳酸など酸性物質が処理できず、
PHは酸性に偏っている。薬物の排泄も行われにくいのでより
副作用のリスクが増している。

以下、メーカーホームページより抜粋。

乳酸アシドーシスは、様々な原因によって血中に乳酸が蓄積する結果、
血液が著しく酸性に傾いた状態です。初期症状は消化器症状等の非特異的な症状です。
乳酸アシドーシスの発症は急激で、症状が進行して数時間放置すると昏睡状態に陥ります。
死亡率は約50%とされており、予後不良の非常に危険な疾患です。

メトホルミンは主に肝臓での乳酸やアミノ酸からの糖新生を抑制することによって血糖降下作用を示します。
また、ミトコンドリアの電子伝達系を抑制することも報告されており、乳酸を増加させる傾向にありますが、
通常乳酸は肝臓で代謝されるため、乳酸値のバランスは保たれていると考えられます。
しかし、以下の状態では乳酸値のバランスが崩れ、乳酸アシドーシスが発現するおそれがあります。

1.乳酸産生の増加
解糖系の最終産物であるピルビン酸は、酸素が十分にある状態ではミトコンドリアでATP産生に利用されます。しかし、循環不全等十分に酸素が供給されない状態では、ピルビン酸は乳酸に転換されます。アルコールは分解の過程で NAD+を消費し、NADH/NAD+比を上昇させるため、ピルビン酸から乳酸への転換を亢進させます。

2.乳酸代謝の低下
産生された乳酸の大部分は肝臓に取り込まれ代謝されます。肝機能障害により
乳酸代謝が低下している場合には乳酸が蓄積します。

3.メトホルミンの蓄積
メトホルミンは未変化体のまま腎臓から排泄されるため、腎機能障害患者(特に透析患者)ではメトホルミンが体内に蓄積し、
作用が増強する可能性があります。

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