2016年11月20日日曜日

溶連菌感染と抗生物質、A群溶血性レンサ球菌

溶連菌とはよく聞く言葉だがそうった菌があるわけではない。
正しくは溶血性レンサ球菌の更にA群に属するものを指している。

溶血性レンサ球菌はA群、B群、C群、G群に分けられ、それぞれの種類によって感染する部位も出てくる症状も違う。
A群レンサ球菌は主に発熱・のど痛などの原因となるが、
B群レンサ球菌は主に膣や直腸に存在し、膀胱炎や、出産の際にお母さんから赤ちゃんへの感染などを引き起こす。

溶血性レンサ球菌感染症の大半がA群レンサ球菌によるもので、
一般的に「溶連菌」と呼ばれるのはA群レンサ球菌だけである。

治療薬となるのは次の通り。

1.ペニシリン系 サワシリンなど。
2.マクロライド系 エリスロシンなど。
3.セフェム系 フロモックス、メイアクトなど。

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