2016年11月21日月曜日

なぜマクドは選ばれず、スターバックスやかつやは選ばれるのか

マクドナルドの株価は案外下がらないものの、経営状態は相変わらず悲惨な状態のまま。
株主優待が割とうまいので株価が安定しているのだろうが
現状のままではいつ改悪になってもおかしくないだろう。

100円マックや59円バーガーで一世を風靡したマクドナルドであるが
なぜここまで衰退してしまったのか。

私の幼少期にはマクドナルドは特別な存在だった。
ウェルターズオリジナル顔負けの特別さだった。
田舎だったので在住自治体にはマクドナルドは存在せず
隣の大きめの市まで行く必要があった。
ハンバーガーといえばサービスエリアに売ってるグーテンバーガーが標準だった
あの頃、奇抜なファッションのドナルドと仲間たちやらハッピーセットのおもちゃが
まさに特別な体験をさせてくれたものだ。
当時のビッグマックは見本写真に忠実な存在感があった。

特別な体験と忠実な存在感、この2つがマクドナルドに失われてしまったものだ。

特別な体験をさせてくれるのがスターバックス。
正直コーヒーは高いが、室内のインテリアや音楽、周りの客までが
スターバックスでの滞在に価値を与えている。
窓際にはマックを開いた一人客、テーブル席では談笑するリア充。
なんか自分も意識高い系になった気分にさせてくれる。

忠実な存在感といえばかつや。
かつやの商品はメニュー写真とそん色ないクオリティ。
もしかすると写真よりボリュームがあったりする。
顧客は写真通りの実物がテーブルに届くことを期待している。
写真以上だったならばハッピーサプライズだが
かつやではそれは当たり前になっている。

スターバックスやかつやが持ち合わせている特別な体験と忠実な存在感。
マクドナルドがこれらを取り戻す日は来るのだろうか。

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