牛肉の出荷頭数が減少し、代わりに焼鳥店の出店が急増しているようだ。
7月にはワタミが焼鳥業態の「三代目 鳥メロ」をオープンさせ、
次々に既存業態店を改装するなど出店ラッシュをかけ、すでに39店舗にまで拡大している。
「白木屋」「笑笑」などのモンテローザも同じ7月に「豊後高田どり酒場」を開業。
こちらも38店舗とワタミと競い合うような出店ペースだ。
「塚田農場」で知られるエー・ピーカンパニーも実験的な店舗として、
東京、川崎、北海道の帯広に「やきとりスタンド」というセンベロ系の焼鳥店を出店。
「日高屋」のハイディ日高の「焼鳥日高」など、
さまざまなチェーンが焼鳥業態に乗り出している。
これまでの肉ブームを牽引してきた牛肉は、国産のと畜頭数が7月の時点で16か月連続前年割れとなり、
出荷頭数の減少傾向に歯止めがかからない状態だ。和牛の枝肉価格も、
昨年同月比で110%以上と高値傾向が続いていて、
牛肉を扱う業態の店舗は個人・チェーンを問わず、値づけが難しくなってきている。
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