2016年11月21日月曜日

個人年金保険

所得税節税で対策が取れそうなのは
地震保険料控除と個人年金保険料控除くらいです。

地震保険料は年間の払い込み額が50000円以上の場合、
控除額50000円

個人年金保険は年間の払い込み額が80001円以上の場合
控除額40000円

となっています。

地震保険は政府と民間の共同のもので火災保険の特約として
付けることしかできません。なので現在加入している
火災保険の保険会社へ見積依頼することになります。
値段も地域と物件の構造で決まり会社毎の差はありません。
戻り率は計算しようがないですが戻ってこないのが
一番だとは思います。

個人年金保険は将来60歳になった時に年金として受け取れる貯蓄タイプで
受取金は一時所得となります。控除額は受取金額の半分なので
現時点では節税になったとしても、
将来的には結構な所得税UPにつながる恐れがあります。
また、インフレによりお金の価値が下がることもあります。
一応金利スライドで受取金も増えることになるでしょうが
お得かどうかは疑問です。戻り率としては110%以上がほとんどです。
30年かけて平均10%なので年率としては0.33%くらいでしょうか。
現時点で最高の金利がつく定期預金は静岡銀行0.45%ですので
将来の金利上昇を踏まえると微妙かもしれません。
元本保証確定であること、向こう30年所得税と住民税控除が受けられることを
考えると財政に余裕があるなら入ったほうがよさそうです。
年間掛け金は控除最大が得られる最少金額の80001円がいいでしょう。
月割にすると月額6667円。
1円単位での設定はできなさそうなので月額7000円が最適解になるでしょう。

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