2016年11月21日月曜日

ビフィズス菌と乳酸菌の違いとは

ビフィズス菌も乳酸菌も、人間の腸の中に存在する善玉菌である。
善玉菌のうち99.9%はビフィズス菌で残り0.1%が乳酸菌とされる。
どちらも、ヨーグルトや乳酸菌製品などに使われていて、
整腸作用という面では同じ働きを持つため、
広い意味で「ビフィズス菌は、乳酸菌の一種」とされる。

乳酸菌は主に小腸に存在し、乳酸を産生する一方、
ビフィズス菌は主に大腸にて乳酸と酢酸を産生する。

医薬品ではラックビーやビオフェルミンはビフィズス菌である。
主に人や動物の腸内酸素があると生育できない偏性嫌気性という性質を持ち、
乳酸菌のように自然界で幅広く生息することはできない。

乳酸菌の定義として、
糖(グルコース)を分解して作る代謝物の50%以上が乳酸であること
というのがあるがビフィズス菌は酪酸の方を多く作るので
厳密には乳酸菌とは言えないようだ。

ビオスリーは酪酸菌という乳酸菌の一種、
ミヤBMも酪酸菌(宮入菌)という乳酸菌の一種だ。

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