2016年11月21日月曜日

ランタスノーマルとランタスXRの違い、濃度が高くて吸収が穏やか

ランタスXRはランタスノーマルより3倍濃縮されている。
同じ単位であれば注入する液量が3分の1になる。

更にXRはノーマルに比べて吸収が穏やかとなる。

理由としては皮下注されたインスリンは
一旦不溶物となり
沈殿する。その後徐々に溶けて血液に
入っていく。

濃度が高いと不溶物の表面積が液体量に
対して小さくなるため溶出速度が
遅くなるため血中濃度上昇も穏やかになるしくみ。

1本当たりの単位数もノーマル300に対して
XR450と増えているため、1本で長持ちする。
ノーマル3mlに対してXR1.5ml

グラルギンはインスリンを構成するアミノ酸の一部を
グリシンとアルギニンに置換しているため
グラルギンという。造語。

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