すい臓がんは画像診断でも確認が困難であり、初期段階では
自覚症状も乏しいため初期で発見されることはほとんどない。
発見された時点で既に末期、転移していて死を待つしかないことがほとんどだ。
国立がん研究センターは26日、
国が指定する「がん診療連携拠点病院」の2014年の診療実績を公表した。
公表した12のがんを、進行度を示す「病期(ステージ)」別にみると、
膵臓(すいぞう)がん患者の4割が治療前の時点で最も重い「4期」に達していることが分かった。
今回、従来公表している5大がん(大腸、胃、肺、乳、肝臓)に、膵臓がんや前立腺がんなど七つのがんを加えた。
がんの病期は0~4期に分かれ、数字が大きいほど進行している。
新たに加えたがんを治療前の病期でみると、
膵臓がん(1万4482例)は4期(43%)と3期(13%)、
��期(27%)で計8割を超し、診断時点で進行している患者が多かった。
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