2016年11月21日月曜日

サッポロ、追加納税を発表 赤字転落の可能性も

多少は同情しないこともないけど
開発段階で税制の問題とかもっと検証しなかったのだろうか。
せっかくの黒字が一転赤字とは、株主としてはやりきれんね。
月曜はどれくらい下落するのか、それとも織り込み済みで上昇するのか
動きが注目される。

税率の低い「第3のビール」として発売した「極ZERO(ゴクゼロ)」が、本当はもっと高い税率の可能性があると国税庁から指摘された問題で、サッポロビールは20日、その差額約116億円を国に追加で納めると発表した。当局の指摘によりビール会社が追加納税するのは異例で、巨額の負担はサッポロの業績にも大きく影響しそうだ。

 サッポロ自身の検証では、この問題の結論は出ていないが、結論が長引けば、税率の差額分に加えて延滞税が膨らむことに配慮したという。

 極ZEROの製造は5月末でとりやめ、第3のビールより税率の高い「発泡酒」として7月15日に再度売り出す。店頭価格は、消費税込み145円前後で売っていた350ミリリットル缶で20円ほどあがる。

 サッポロビールを傘下に持つサッポロホールディングス(HD)は、116億円を特別損失として計上する。サッポロHDは今年12月期で最終的なもうけである純利益を50億円とする見通しを出していたが、納税額はその2倍以上。持ち株会社制に移った2003年以降、初めて赤字に転落する可能性も出てきた。

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