2016年11月21日月曜日

住信SBIネット銀行のコイントス

満期時のレートによって利息が外貨になるかもしれないコイントス。
1か月限定の仕組預金であるが、利回りは2.5~3.5%となかなかだったので
とりあえずドルとユーロに10万ずつ預けた。

だが、イラク情勢もあり円高ドル、ユーロ安に動きそうな見込みである。
成約時のレートより円高になった場合、利息は外貨として支払われる。

が、どうも見落としてたようだ。

満期時の元本のお受取りが、特約により「円貨」もしくは「外貨(特約通貨)」のいずれかとなる、満期時の元本通貨が変動する預金商品となります。なお、利息は必ず「円貨」で支払われます。

うん?利息は円貨で、元本が円貨か外貨になるのか。
全然違うじゃねえか。

満期時において特約通貨(外貨)にて払い戻された元本を払戻時の実勢為替レートにて円貨に交換すると、預入時の元本金額を下回り、円貨ベースで元本割れとなる可能性があります。

元本割れリスクアリとか仕組預金よく分からん。
ということでウィキ先輩~。

仕組預金は、仕組債の外側の箱を預金に変えたものと考えればわかりやすい。
仕組預金の例としては、(a)円で預け入れ、そのとき約定した外貨で運用し、
満期日に外貨の価値が下がっていれば元本を外貨で払い戻す権利を銀行側が持つ等の二重通貨定期預金、
(b)預け入れ期間が二つ設定されており、そのときの市場環境によって満期日を選択する権利を銀行が持つなどの
満期日変更特約付定期預金(コーラブル預金)等がある。

仕組債は、証券会社が販売するに際して、十分と言えないまでも証券取引法によってそれなりに厳しく規制されてきた。一方、銀行はそもそもリスク商品を販売することが想定されていなかった為、銀行法は証券取引法と比べて緩やかであった。規制がゆるやかな中で元本割れリスクを十分に説明することなく販売された仕組預金は、社会問題にまで発展した為、証券取引法から改正された金融商品取引法は、これまで対象としていなかった仕組預金まで規制を広げている。この規制を受けて、全国銀行公正取引協議会は平成19年4月19日に『仕組預金にかかる表示について』という仕組預金の広告に関するガイドラインを公表した。この公表により、「デリバティブ預金」として売られていた三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行は、販売停止にまで追い込まれた。

長所
1.金利がプレミアム分他の定期預金より高めに設定されている。
2.円建て仕組預金は、中途解約の際には違約金はあるが、預金保険の対象となり、
満期まで預けるなら元本は保証される。
⇒ふむふむ、普通の外貨預金が預金保険対象とはならないので高金利かつ預金保険対象と
なる点が長所というわけか。

短所
1.外貨建て仕組預金は、預金保険の対象とならず、中途解約の違約金、
為替手数料、為替リスク、元本を外貨で払い戻されるリスク、
満期日の変更リスクなどのデメリットを顧客が負うことになる。
2.デリバティブが組み込まれて運用される中途解約が不可能な定期預金であり、
やむを得ず中途解約した場合、元本を割れ込む可能性がある。
3.預金利息の保護は通常の定期預金利息の範囲に限られることが明確化されている。

日本人にとっては最終的には円貨にしないと利益確定とはならず、
海外旅行に行かない限り、日本国内で使うこともできないので
外貨のまま塩漬けになりそうな予感。

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